体内でつくられた熱エネルギーを血液に乗せて、全身に余すところなく運ぶには、自律神経のバランスを保つことが重要なポイントとなります。
→冷え性と自律神経
では、なぜ自律神経はバランスをくずしてしまうのでしょうか?
ここでは、その事について考えてみたいと思います。
自律神経を乱す原因は、主にストレスです。
ストレスには、肉体的ストレスと精神的ストレスがあります。
肉体的ストレスとは、身体を酷使しすぎた時に生じます。
過酷な労働、過剰なスポーツ、などで生じる肉体疲労。
例えば、夜更かしや睡眠不足なども肉体的ストレスとなります。
また、夏に、クーラーが利いた部屋と、暑い炎天下との往復を繰り返す事。
これも立派な肉体的ストレスです。
さらに、感染症などの病気の時。
外傷を負った時。
痛みのある時。
排気ガスや環境ホルモン、農薬、放射性物質、電磁波などに害された時。
など、など。
つまり、身体にダメージを受けることは、すべて肉体的ストレスになります。
そして、そのストレスによって、自律神経はバランスを崩してしまい、体温調節が上手く働くなったり、血流が悪くなったりして、冷え性を生じるのです。
しかし、肉体的ストレスは、どちらかと言うと、原因がハッキリしていますので、比較的対処しやすいかもしれません。
しっかり休んだり、身体に害を及ぼすものから遠ざかる事を心がけましょう。
一般的にストレスと言えば、ほとんどの方が、精神的ストレスを思い浮かべられるでしょう。
今の社会で、精神的ストレスを受けておられない方は、恐らくいらっしゃらないのではないでしょうか。
精神的ストレスは、感情が強く刺激された状態です。
感情には、脳の中の特に大脳皮質の中の大脳辺縁系の部分が関連しています。
強い精神的ストレスを受けると、この大脳辺縁系に不快感や、怒り、悲しみなどといった感情や情動がうまれます。
それらの感情は、さらに大脳辺縁系の下部にある視床下部にも影響を与えます。
視床下部は、自律神経をコントロールする働きをしていますので、強い感情の影響で、そのコントロールは乱れ、自律神経も乱れてしまうのです。
現代社会では、多くの人が自律神経のバランスを崩し、冷え性だけでなく、さまざまな不調で悩んでおれれる方が多くなっています。
心身に降りかかる精神的ストレスを無くす事は、不可能です。
しかし、感情をうまくコントロールし、視床下部への影響を少なくする事は、可能かもしれません。
そのあたりに、冷え性や自律神経失調症の改善方法のヒントがありそうですね。
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